グアムのお金・通貨

グアムは、アメリカ本土と同じで、米ドルが使われている。通称としてはUSドル、アメリカドルと呼ばれることもある。アメリカ以外の国で使われており、世界で一番流通量が多い通貨として知られている。その信頼性から、国際決済通貨や基軸通貨と言われている。ドルといれば、他にも、「カナダドル」、「香港ドル」、「オーストラリアドル」、「ニュージーランドドル」、「ジンバブエドル」などいくつかの国で用いられている呼称であるが、単に「ドル」と言った場合、この米ドルを指すことが多い。紙幣の種類は、1ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルがある。1ドル札は、チップとして常に持っていたい紙幣なので、両替するときにも１ドル札を多めに持っておき、お買いものをするときにお金を出すときにも1ドル札は常に残しておくようにするとよいでしょう。硬貨は、1セント硬貨（ペニー）・5セント硬貨（ニッケル）・10セント硬貨（ダイム）・25セント硬貨（クォーター）の4種類あり、「１ドル＝100セント」になります。

表：ジョージ・ワシントン（George Washington)
裏：右側＝アメリカ合衆国の国章

ジョージワシントンは、誰もが知っているアメリカ合衆国の初代大統領。世界で一番使われている米ドルの1ドル札に相応しい人物だと思います。　国全体の使用率の40%を超えるとも言われています。　アメリカ国民は高価な買い物は、高額紙幣を使わずクレジットカードで支払うことが多く、高額紙幣を持ち歩く習慣がないことと、高額紙幣の偽造が多く、使ったときに疑いの目で見られるのが嫌だということもあります。
裏の左側のピラミッドは、強さと忍耐力を象徴しています。未完成のピラミッドは成長と完璧さを求めてたゆまない努力をする姿勢の象徴です。ピラミッドの先の三角部分の目は永遠の神の目を象徴し、この目は、『万物を見通す目』と呼ばれフリーメイソンのマークとして有名です。中央の「ONE」はアメリカとフリーメイソンはひとつという意味があると言われています。　本当かどうかは・・・。

表：エイブラハム・リンカーン（Abraham Lincoln)
裏：リンカーン記念館

リンカーンといえば、第16代アメリカ合衆国大統領。初の共和党所属大統領として、奴隷制の拡張に反対し、彼の大統領就任はアメリカ合衆国を二分し、南北戦争が発生しました。その後、ワシントンD.C.のフォード劇場で観劇中に暗殺されることとなる。　現代においてもアメリカ国民に広く愛され、たびたび最も偉大な大統領の一人に挙げられることがある。　裏面のリンカーンメモリアル（リンカーン記念館）は、ギリシャのドーリア式で作られており、記念館は様々な演説の舞台に使用されており、特に1963年マーティン・ルーサー・キングによる演説は有名である。

表：アレキサンダー・ハミルトン(Alexander Hamilton)
裏：財務省建物

アレクサンダーハミルトンは、アメリカ合衆国建国の父の1人。政治家、憲法思想家、哲学者であり、アメリカ合衆国初期外交のリーダーであった。独立戦争の際には総司令官ジョージ・ワシントンの副官を務めた。1787年のフィラデルフィア憲法制定会議の発案者で、アメリカ合衆国憲法の実際の起草者。アメリカ合衆国の初代財務長官でもある。連邦中央銀行の設立とアメリカ造幣局の設置による初のドル硬貨の発行も彼の業績である。裏面は、その象徴となる財務省の建物がデザインされている。

表：アンドリュー・ジャクソン（Andrew Jackson)
裏：ホワイトハウス

アンドリュー・ジャクソンは、第7代アメリカ合衆国大統領。民主党所属としては初の大統領であり、貴族生まれでない庶民の最初の大統領として知られています。ほとんど正規の教育を受けていなかったともされています。今まで大統領といえば、副大統領や国務長官として、政治や外交で経験を十分に積んだ後になるのが通例でしたので、ジャクソンが大統領になることは、当時かなり異例の出来事でした。大統領になる前は、テネシーの州昇格にともない州選出初の連邦下院議員に選ばれ、その後、上院議員にも選出されたが、経済的な事情でテネシーに帰り、州最高裁判事を務めていた。1812年戦争が勃発するとジャクソンは、民兵隊を率いて戦うことを決意し、クリーク族を打ち破った。さらにジャクソンはニューオーリンズでイギリスに勝利し、国民的英雄となった。

表：ユリシーズ・S・グラント（Ulysses Simpson Grant)
裏：連邦議会議事堂

ユリシーズ・S・グラントは、アメリカ合衆国の軍人でもあり政治家でもある。南北戦争北軍の将軍を務め、南北戦争での戦績により国民的な知名度を得たところで、第18代アメリカ合衆国大統領に当選した。アメリカ史上初の陸軍士官出身の大統領である。軍人としては成功したが、大統領在任中は、ウィスキー汚職事件、クレディモビリエ事件等、多くのスキャンダルや汚職により、歴史家からアメリカ最悪の大統領のうちの一人と考えられている側面もある。アメリカ大統領経験者初となるが、1879年に国賓として日本を訪れ、浜離宮で明治天皇と会見した。

表：ベンジャミン・フランクリン（Benjamin Franklin)
裏：独立記念館

ベンジャミン・フランクリンは、アメリカ合衆国の政治家。印刷業で成功を収めた後、政界に進出しアメリカ独立に多大な貢献をした。また、雷が電気であることを明らかにした物理学者としても知られている。アメリカ建国の父として知られる人物であり、彼の著書「フランクリン自伝」はアメリカのロング・ベストセラーの一つとして有名。避雷針、フランクリンストーブ、遠近両用眼鏡、ロッキングチェアー、グラスハーモニカなどの発明も行っており、発明家としても有名です。彼の明言は、現代でも人気があり、「人生の秘訣は、 自分が必要としていることではなく、世の中が必要としていることをやることだ。」等、人生の道しるべとなるような明言を多く残している。

１セント

表：エイブラハム・リンカーン
裏：リンカーン・ユニオン・シールド

５セント

表：トマス・ジェファーソン
裏：モンティチェロ

１０セント

表：フランクリン・ルーズベルト
裏：松明、オリーブ・オークの枝

２５セント

表：ジョージ・ワシントン
裏：ワシ