日本とグアムの飛行便事情
日本とグアムを結ぶ国際線は、近場で人気路線とあって、発着便が多い。 グアム便が発着する空港は、成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港の便が多く、ほぼ毎日 発着便があり、朝9時頃~11時頃出発し、昼の14時~16時頃到着する朝夕便と、夜21時~22時頃出発し、夜中1時~3時頃到着する夜朝便が存在する。 朝夕便よりも夜朝便の方が、同じ5日間の旅行でも、グアム現地で遊べる時間は短く移動も夜中なので疲れますが、旅行代金は安いです。 仕事で休める日数が限られて、仕事終わったらすぐ出発したい人や、なるべく旅行代金を格安に抑えたい人にはおすすめですが、子連れ旅行やご年配を連れての旅行等、ファミリーには向かないので、朝夕便がおすすめです。 便は少ないものの新千歳空港、福岡空港、仙台空港、新潟空港、岡山空港、広島空港なんかも週2便程度ありますが、基本的には朝夕便のみです。 空港へのアクセスは、成田空港では、JR特急成田エクスプレス、京成スカイライナー、エアポート快特、リムジンバス、ONライナーなど幅広い。関西空港では、JR特急はるか、南海ラピート、リムジンバスが一般的です。
日本出国
チェックイン、セキュリティーチェック、税関申告、出国審査、搭乗の順番で手続きします。飛行機の出発時刻の遅くても2時間前、できれば2時間半前までには空港に到着するようにしましょう。特に、リムジンバスの場合は、事故渋滞で大幅に到着が遅れることがあるので、余裕を持って出発しましょう。
(1)チェックイン
搭乗手続きは、利用航空会社の出発カウンターでフライト時刻2時間前から受付可能。カウンターでパスポートと航空券を提示し、スーツケースなどの大きな荷物は託送荷物として預ける。
(2)セキュリティチェック
X線によるボディチェックと手荷物検査。コートを着ている場合は、コートを脱ぎ、手荷物と一緒にトレーに乗せる。X線装置に通過させ、ゲートをくぐろう。
(3)税関申告
高価な貴金属製品やカメラなどを持参している人は、税関で「外国製品の持出届」に記入し、出国審査の前に申告する。していない場合は、帰国時に土産品として課税されることがあるので注意。
(4)出国審査
係員に、パスポートと搭乗券を提示。パスポートカバーを外しておくとスムーズです。また、帽子やサングラスもNGなので、あらかじめはずしておくとよい。パスポートに出国のスタンプが押されたら審査終了。
(5)搭乗
搭乗券に書かれている搭乗ゲートにすすみ、アナウンスにしたがい機内へ入る。
グアム入国
(1)入国審査
入国審査は、アメリカ国籍者(U.S.Citizen)、乗組員(Crew)以外のところに並びます。ESTA取得者はESTA専用レーンがあります。順番がきたら、パスポートと、出入国カードを提示します。審査後は、パスポートと、出国記録カードが返却される。出国記録カードは、帰国の際に必要なので無くさないように注意が必要です。
(2)荷物の受取り
入国審査が終了したら地下1階の荷物受取所へ向かう。Baggege Claim(荷物の受取)と書かれた目印があるので、自分のフライトナンバーが表示されているターンテーブルで待ちましょう。万が一出てこない場合は、日本でもらった荷物引換証を持って、遺失物相談所(Baggege Sarvice Office)へ相談します。
(3)税関申告。
パスポートと機内で配られた税関申告書を提示します。係員が申告書にスタンプとサインをくれるので、出口で別の係員に提出すれば完了です。
※ESTAとは
アメリカに渡航する際に必要な「電子渡航認証システム」のことで、平成21年から始まったシステムです。認証を受けていないとアメリカに入国することができませんので、忘れずにESTAの事前申請を行う必要があります。ただし、グアムの場合はESTAを取得しなくても入国が可能です。 逆に、ESTAを取得している場合は、入国時の提出書類が簡略化され、税関検疫申告書のみとなります。